PDU-R UART/RS232C Pプロトコルデコードソフトウェア

UART電気検証およびプロトコルデコードソフトウェアは、UART仕様で規定されている電気測定のコンプライアンステストとプロトコルデコードを提供します。 PGY-UARTの電気検証とプロトコル・デコード・ソフトウェアは、テクトロニクス・オシロスコープで動作し、ボタンを押すだけで電気測定とプロトコル・デコードを行います。 これにより、エンジニアはUARTのコンプライアンスを迅速にチェックし、柔軟に不具合をデバッグすることができます。 これに加えて、エンジニアは、UARTのコマンドとレスポンスをデコードして、通信をデバッグすることができます。 PGY-UARTは、MSOのデジタル・チャネルを利用し、UARTデータ・ラインのデコードを提供します。

PDU-RとDPO70000/DSA70000高帯域オシロスコープ・シリーズは、UART/RS232シリアル・バスのデバッグに使用できます。 これにより、設計者はDPO/DSA70000シリーズ・オシロスコープを、高速設計のSATA/DDR/HDMI/FBDIMM/PCI-Eなどと一緒に、UART/RS232C信号のデバッグに使用することができます。
高度なデバッグ機能
機能豊富なPDU-R UART/RS232プロトコルデコードソフトウェアは、オシロスコープで取得したUART/RS232データを取り込み、デコードしたデータを異なるデータ形式で表示します。 PDURは、UARTフレームの停止/開始の時の番号ビットを柔軟に設定できます。
PDU-Rでは、デコードされたデータのMSBとLSBの順番を表示することができ、簡単かつ迅速な解析が可能です。 また、データバイトあたりのビット数をユーザーが定義できるため、PDU-Rはデコードされたデータの表示をカスタマイズすることができます。 これらの機能により、PDU-Rは業界で最も優れたUART信号のデコードおよびデバッグソフトウェアとなっています。
PDU-Rプロトコルデコードソフトウェアでは、結果テーブルのデータを選択することで、デコードされたデータと波形を迅速に結びつけることができます。 詳細表示では、’1’と’0’が波形上に重ねて表示され、データの遷移を迅速に分析できます。 wfmやCSVファイルから信号をデコードした場合、PDU-Rの波形表示は波形をプロットし、UART信号のタイムドメインとデータドメインを同時に表示することができます。
Features
製品の特徴は以下のようです:
- タイムドメインの波形情報をデータドメインに変換し、その内容をUART/RS232Cのメッセージ形式で表示します。
- 波形とデコードされたデータを1つのウィンドウに同時表示することで、効率的なデバッグが可能です。
- 任意のUART/RS232Cフレームを波形にリンクさせることができ、UART/RS232通信の解析を効率的に行うことができます。
- 任意のデコード・データの波形を拡大表示できるので、波形のアナログ特性を把握することができます。
- 詳細表示では、選択したUART/RS232データの波形にバイナリ・データを重ねて表示します。
- デコードされたデータを、16進数、2進数、10進数、ASCII形式で表示することができます。
- 何千ものデコードされたUART/RS232メッセージの中から特定のデータを迅速に探し出すことができる検索機能。
- トリガー位置を基準としたタイムスタンプにより、トリガー位置からのデータのタイミングを知ることができます。
- 基準波形、.wfm(Tektronix製オシロスコープの内部波形ファイルフォーマット)、.csvファイルによるオフライン解析が可能。
- デコードしたメッセージをCSV形式で保存することができます。
Oscilloscopes Supported
Tektronix社製のオシロスコープ:
- DPO7000シリーズ
- DPO/DSA70000シリーズ
- DPO5000シリーズ
Ordering Information
注文情報は以下のようです:
- PDU-R UART/RS232プロトコルデコード・ソフトウェア 同梱: ソフトウェアのCD.